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寺山修司 その知られざる青春 (中公文庫)

寺山修司 その知られざる青春 (中公文庫)寺山修司 その知られざる青春 (中公文庫)
(2013/04/23)
小川 太郎

商品詳細を見る


13/6/9購入。

内容紹介
「起こらなかったことも歴史の裡」とうそぶく寺山の前半生における数々のエピソードを検証し、
創作の原点である短歌をベースに彼の「虚と実」を読み解く。
内容(「BOOK」データベースより)
起こらなかったことも歴史の裡―とうそぶき虚構と現実を渾然と生きた寺山修司。人間・寺山を形成した「実際に起こったこと」とは何だったのか。
作家への野心、母との葛藤、恋、そして病…短歌をベースに処女歌集成立までの前半生を辿り、若き日の実像に迫る。

購入経緯は下記と同じ。

寺山修司 (ちくま日本文学 6)


未読です。⇒13/6/29読了。


アングラ劇団「天井桟敷」を主宰し、劇作家・演出家として活動しながら小説、詩、映画、競馬評論など様々な分野で活躍した男、寺山修司。
「実際に起こらなかった事も歴史の裡である」と述べ、その来歴について本人が述べる言葉自体が虚構に包まれている人物。
彼の前半生について著者自身の寺山との交流と、彼に関わった人々への取材から語った一冊。
「前半生」とある通り、所々に後の話も出てくるが、ここで述べられている寺山修司は基本的に二番目の歌集「空には本」が出版されるまでの寺山である。
現在では劇作家としての面の方がクローズアップされることが多いのかもしれないが、彼が世に出てきたのは歌人としてである。
そのため本書には随所に彼の詠んだ歌が出てくるが、今の若者は詩・短歌に触れる機会が少なく、また興味を持っている、実際に詠んでいる人は当時よりも少ないのではないだろうか。
いまでは「歌を詠む」ことが何か特別な、伝統芸能のような世界になってしまっている印象を私は持ってしまっている。
私自身も寺山への興味は彼の主催した「天井桟敷」への興味からである。
だがここに出てくる寺山はネフローゼに冒されながらもぎらぎらした野心を胸に歌壇をのし上がろうとする青年であり、
時に別れて暮らしていた母への思いを、時に恋する女性への想いを短歌に乗せて表現する青年であった。

メール一本、つぶやき一つで感情が垂れ流される今において、短歌という表現も悪くないかな、と思える一冊。
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